新社会人へのお金の教養おすすめ【バビロン 大富豪の教え】


新社会人・社会人になって給料をもらったら必ず読んでほしい本のひとつ

「バビロン 大富豪の教え」ではお金に対しての教養を得る、心構えを得るうえでもとても素晴らしい一冊と言えます。

実践することで5年10年20年.......年月が過ぎるころにはあなたが成功者の一人となれるの可能性も十分考えられます。

私も自分がお金に対して勉強を始めたのが遅いばかりに後悔したことは間違いない。

無知(不知)は残酷で、人生に大きく差が開く原因の一つです。

若いうちに親であったり、成功者から正しい知恵を、本質を教えてもらえればとても恵まれた環境だといえるでしょう。

ですが、日本ではお金に対する教養などは義務教育などではほとんど行われていない現状。

まんがでわかりやすく頭に入ってきやすい、とっつきやすい本

バビロンの大富豪表紙

最近ではビジネス書などが「まんがで解説する~」みたいなタイプがだいぶ増えてきていますね。

ビジネス書といえば9割の活字びっしりで1割が図解といったパターンがほとんどです。

そのような本を読むと読書の途中で、特に慣れていない人には眠くなる人が大半でしょう。

かくいう私も今まで50冊以上のビジネス書の類を読み込んできましたが、眠気に集中力を奪われることが多かったと記憶しております。

「漫画 バビロン 大富豪の教え」で逆に活字が1割、図解(まんが)が9割といった構成でとても読みやすい本になっています

お金持ちの定義とは?

本書の始まりではお金持ちの定義をわかりやすく説明してくれます。

お金持ちとは、ただお金を散財するだけではいずれなくなってしまう。

本当のお金持ちは、お金の増やし方を知っている者として定義されます。

持っているだけでなく減らさずに増やしていくことが大事だと謳っていますね。

全部で12のお金に対する大事なことが出てきます

大富豪の教えでは12のことを知っておくべきことがあります。

それだけで今後の人生が大きく変わると言えます。

黄金に愛される7つの道具

  1. 収入の10分の1を貯金せよ
  2. 欲望に優先順位をつけよ
  3. 貯えたお金に働かせよ
  4. 危険や天敵から金を堅守せよ
  5. より良きところに住め
  6. 今日から未来の生活に備えよ
  7. 自分こそ最大の資本にせよ

1.収入の10分の1を貯金せよ

老後2000万、3000万が必要と言われている現在毎月の小さな積み立てで将来が変わります。

25歳から60歳までの35年間働いたとして(ボーナス無し)

12カ月×35年=420カ月

420カ月×5万=2100万円

毎月5万も貯金できるかよ!

って話ですがもっと小さい金額で問題ありません。

2万積み立て3%運用

毎月2円積み立てで3%で運用することにより資産が上記になります。

(極端な単純計算ですので注意が必要です)

2.欲望に優先順位を付けよ

10分の1を貯金したら残りの使えるお金が10分の9

人間はお金があるとその分使ってしまうので、優先順位の低いものを捨てて、さらにその中で本当に必要なものを考えて選ぶべきということですね。

3.貯えたお金に働かせよ

一つ目の「収入の10分の1を貯金せよ」とありましたね。

ここでは貯えたお金を投資などに回して、労働ではなくお金にお金を稼がせるという行動を取ります。

いつまでも自分が働かなければならないという労働マインドが抜け出す時です。

4.危険や天敵から金を堅守せよ

お金が貯まってくると懐が緩くなりがちになります。

また、儲け話が舞い込んできたときには自分の考えのみで判断するのではなく、その道に長けた者に相談してアドバイスをもらうと良いでしょう。

どの道も楽して儲けることなんかないですからね。何かしらのリスクを見据えとくべきです。

5.より良きところに住め

これはただ広くて大きいところや、高い家に住めということではない。

自分の生活に必要なものが揃っている。また、家族のだれもが趣味趣向に打ち込めるような環境。

これらが心の豊かさにも繋がってきます

6.今日から未来の生活に備えよ

毎日が平穏に過ごせる状況ではなくなる時がやってくるかもしれません。

その時に備えて、保険などに加入して手厚い保証を受けれるようにすべきだ。

今日事故に合うかもしれない、明日病気になるかもしれない、来週何か起きるかもしれない......

絶対なんかはないので万が一に備えてきちんと考えましょう

7.自分こそ最大の資本にせよ

自らの価値高めるために学び、励み、行動せよ。

考えるだけの頭でっかちで、いざ行動しない者には何も始まらない

一歩一歩を踏みしめてこそ、その先に幸せが待っているかもしれない。

5つの黄金の法則(途中まで)

  1. 家族と自分の将来のために~
  2. 黄金に稼げる勤め先を見つけてやり~
  3. 黄金の扱いに秀でた者の助言に~
  4. 自分が理解していない商い、あるいは、黄金の~
  5. 非現実的な利益を出そうとしたり、謀略家の甘い誘惑の言葉に~

こちらは途中までしか記述していません。

~のあとには、こういうことをやればこのようなことになるなどの法則性があります。

大切な言葉、法則性となっておりますので気になる方はぜひ本書を手に取ってください。

本書のストーリー

主人公はバビロンに住む貧乏な15歳の少年バンシル。

両親が借金をしており、バビロンの大富豪アルカドから「お金の増やし方」を教えてもらい

成功して、ときには騙されたり、挫折しながら、また立ち直る

「黄金に愛される7つの道具」「5つの黄金法則」

すべてを実践、体験するようなストーリー構成で大人でも子供でも楽しめる一冊でした。

学生時代、新社会人の時にこの本に出会っていたら...

また違う今を迎えられた可能性もあったのかな...

お金は心の余裕にも繋がってきます

わたしはサービス業としてお客様と接する機会がとてもあります。

実感するのは苦情を付けてきたり自分のことしか考えていないような発言をする人って、だいたいあまりお店ではお金を落とさないような人たちです。

そしていつも機嫌が悪く、顔つきも良くない印象。そんな客層が増えつつある日本に将来の不安を感じています。

お金に余裕ができて、心にも余裕ができればもっとみんなが気持ちよく過ごせる社会が待っていると期待したい。

本書の初版は2019年10月8日ですが、2020年5月7日で10刷となっていて、メディアからも取り上げて紹介されるような書物です。

それだけどんどん格差が広がりつつある現代の日本には必要とされているのではないでしょうか。

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